手拭実染塾

型紙教室から1ヶ月。

ようやく宿題を終えて、次に挑戦するのは注染です。

いきなり自分で作った型紙を染めるのは難しいということで、まずは手拭実染塾に参加しました。
手拭実染塾
手拭実染塾

 

今回も、朝から夕方までのみっちりコースで、2種類の柄を染めます。


午前中は季節の柄として、夏祭りをイメージした柄が準備されていました。

「夏の風情」東京和晒創造館
「夏の風情」東京和晒創造館

 

最初の作業は糊付けから。 

職人さんのお手本の後、恐る恐るやってみます。


なんとか0.5反(5枚分)の生地に糊をつけて、次は注染です。

染料を選び、教えてもらうがままに染めました。

はじめて染めたてぬぐい
はじめて染めたてぬぐい

お昼休みを挟んで、午後は、浴衣地用に作られた素敵な型が準備されていました。
とても細かい柄で、型彫りの大変さを想像してしまいます。

こちらの糊付けは職人さんにやってもらい、紺色と鼠色の染料で差し分けました。
紺と鼠の浴衣柄てぬぐい
紺と鼠の浴衣柄てぬぐい

 

職人さんのように上手くはいかず、よくよく見ると、はみ出したり、にじんだりしていますが、はじめて自分で染めたてぬぐいに大満足です。

 

最後に、今回たまたま一緒になった3人の方と、それぞれが染めたてぬぐいを交換しました。

いろんな色のてぬぐい
いろんな色のてぬぐい
同じ柄でも染め方の違いで雰囲気が変わります。
一度の参加でいろんな色のてぬぐいを持ち帰れて得した気分です。

そして、てぬぐい好きの方と交流できたことも、とても良い時間になりました。
実染塾の内容については、よくわかる体験レポートがあったので、どうぞこちらをご参照ください。 
https://www.opi-net.com/opi_mono/main_200912_04.asp